久しぶりに広いグラウンドでの練習でしたので、実戦を意識した練習を行いました。
HAと合同で準備運動・アップのあと別れて、JPはまずはキャッチボール。ただ投げる・捕るではなく、ヒジ高さ・使い方、正しい投球動作、一球一球狙いを定めて投げる事を意識させるようにしました。続いてワンバウンド送球、そしてクイック。ワンバウンドは、距離の4分の3の位置にバウンドさせること、クイックは捕球から投球への正しい動作を意識してもらうようにアドバイス。
次は内野ノック。
ファースト候補の2名を一塁につかせて、残りは全員ショートの守備位置についてもらいました。緩めのゴロを正面・守備位置から2~3mの範囲に打ち、打球の正面に入ること、バウンドを合わせること、しっかり捕球すること、捕球から送球への動作、ファーストが捕りやすい送球をすることを意識させながら、テンポよくノックしました。
思っていたよりもフットワークが良かったですね。体の正面に入る動きは良かったです。ただ送球が少し乱れていましたね。捕球からステップを踏んで、投げたい方向に軸足をきっちり垂直に踏み出すことが大事ですね。また中途半端なバウンドでの送球は、一塁手のエラーの原因となります。せっかく頑張って捕球したのにアウトにできないのはもったいないですよね。もしワンバウンド送球をするなら、捕った位置と一塁までの距離の4分の3の場所にバウンドさせるようにしましょう。
次に暫定的ですが各ポジションについてもらい、ランナーつきの実戦形式ノックを行いました。走者の位置、アウトカウント等で中継やカバーなどの動きが異なります。戸惑いやどう動いていいのか全く分からなかったと思いますが、その割には動きが良かったと思います。
状況に応じその都度説明しながらの練習でしたが、大事なのは「この状況の時に自分に打球が飛んできたらどういうプレイをするのか」ということを頭の中で整理し、準備しておくことです。いろいろな動き方があり複雑で覚えるのが大変そうに思えるかもしれませんが、練習を重ねていくと動き方はたった数種類の基本パターンに基づいて行われ、その基本パターンの応用であることに気づくと思います。
たとえば「外野に打球が飛んだら次の次の塁に進ませないような守備をする」など。
その原則を理解していれば、どう動かなければならないか、自然と察しがつくようになるでしょう。徐々にですが、そのあたりも実際の練習をしながら説明していきたいと思います。
ここで広いグラウンドからいつものグラウンドへ移動。
夕方になり気温が下がってきたので、走塁練習を行いました。走塁が上手なチームは打率4割以上打てるチームよりもたくさん点が取れると思います。ヒットが出なくても四球→盗塁→内野ゴロ→外野フライで1点取れるのですから。積極的に次の塁を狙うという意識を強く持ってくださいね。
まずは1塁走者として投手からの牽制球で帰塁、捕手に投げたらスタートを切るという練習を行いました。走者として一番大切なことはボールから目を離さない事です。ボールはたった1個しかありません。常にどこにあり誰が持っているのかを把握していましょう。余所見を絶対にしてはいけませんよ。
技術的なことで大事なのは、投手が牽制を投げるのか、投球するのかをしっかり見極めることです。投手の足の動きをよく見て、牽制か投球か、帰塁かスタートかの判断ができるように。
そして、自分がアウトにならないでギリギリ帰塁できるリード距離をこの練習で把握してみてください。練習ですのでアウトになっても構いません。いろいろ積極的に試して、自分のセイフティリード距離をしっかり掴んでくださいね。2塁走者・3塁走者のときも同様です。
余談ですが、昨年のチームには「もし1塁に出塁したら、投手が3球投げる間に3塁までいく。」ということを目標にしていました。最初のうちは盗塁失敗を怖がっていましたが、よく考えてください。盗塁がアウトになるケースというのは
- 投手が捕手の捕りやすい投球をする
- 捕手がその投球をしっかりキャッチする
- 捕手が2塁ベースに良い送球をする
- 2塁に入った内野手がその送球をしっかりキャッチする
- 内野手が走者にタッチする
この5つのプレイが完璧にできてはじめて盗塁をアウトにできるのです。逆にいえばこの5つのプレイのうち1つでも失敗すればセーフってことです。アウトになる確率とセーフになる確率、どちらが高いと思いますか?
仮にそれぞれのプレイを完璧にできる確率を80%(←低学年なので)としてみると、0.8の5乗、アウトになる確率は約32%しかありません。10回走って7回成功ということです。またもし守備側が完璧なプレイをしても、しっかりリードをとりいいスタートを切って送球よりも早く2塁につきさえすればセーフということを考えれば、10回走ってアウトになるのは1回あるかないかくらいの確率ではないでしょうか。
これはもう積極的に走らなければ、もったいないですよね。上手な走塁はとても大きな武器になることがわかってもらえたと思います。
足で攻めるチームになれるよう、積極的にいきましょうね!